- エンジニア志望の女性
- エンジニア女性の実態が知りたい
- 女性がエンジニアとして働いてつらいと感じることを知りたい
政府が女性デジタル人材の育成や就労を支援する方針を表明しました。
この動きをきっかけに、エンジニアに興味を持つ女性は多いと思います。
でも、なんとなく女性がエンジニアとして働くのってつらい(大変そう)なイメージがありませんか?

せっかくエンジニアになれたは良いけど、つらい…。
仕事辞めたい。
せっかく苦労してエンジニアになれたのに、「こんなはずじゃなかった」となってしまうのは悲しすぎますよね。
入職後のギャップを少なくするには、女性エンジニアがつらいと感じるのはどんなときなのかを知っておくことが重要です。
今回は、現役女性SE(システムエンジニア)として勤務している筆者が、
女性がエンジニアとして働いていて「つらい」と感じる瞬間5つ
を紹介します。
女性エンジニアがつらいと感じる瞬間5つ


女性SE(システムエンジニア)として約10年間働いてみて、つらいと感じることは次の5つです。
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①女性の同僚が少なくてさみしい
②女性上司のロールモデルが少ない
③環境を男性に合わせるのが大変
④日々勉強なのが大変
⑤男性ウケが良くない
番外編:残業や出張が続くと体力的にきつい
順番に解説していきます。
つらいと感じること①女性の同僚が少なくてさみしい
エンジニアは女性の割合が少ないので、中小企業なんかだとさらに女性エンジニアは希少な存在です。
そのため、
- 同期の女性は1人、2人居たらいい方
- 下手すると、自分しか新卒の女性社員が居ない
なんていうこともあります。
数少ない同期女性が自分と相性良ければラッキーですが、合わないタイプだと少し残念ですよね。
年も近くて気の合う同僚女性を見つけるのは大変ですし、チーム内に女性が1人というときは心細さを感じることもあります。



ワイワイしてる男性同僚たちを見てると、うらやましい気持ちになることも。
ただ、女性が少ないからこそ先輩・後輩問わず仲良くなるきっかけが作りやすいというのはありますし、エンジニア志望の女性はサッパリしてる人が多いので、女性社会のドロドロした怖さみたいなのは少ないと思います。
つらいと感じること②女性上司のロールモデルが少ない
昔はもっとエンジニアになる女性が少なかったのか、50代の女性エンジニアをあまり見かけたことがありません。
ロールモデルとなる女性の上司が少ない(居ない)ので、50代くらいになったときの自分のキャリアを想像しにくいというのはあります。



マネージャーを目指すのか、技術のスペシャリストを目指すのか…。
そもそも、そのころまでエンジニアやってる??
ただ、40代くらいまでの女性エンジニアはぼちぼち居るので、今からエンジニアになる女性はこの問題は解消されるかもしれませんね。
つらいと感じること③環境を男性に合わせるのが大変
一緒に仕事をする人は男性が多いので、仕事の環境は男性に合わせることが多いのですが、大変と感じることもあります。
- 冷房が効きすぎていて寒い
- 男性同僚外食すると、食事のスピードが速くてついていけない
- 夏場は男性多い職場だと「なんか臭う??」と感じる
食事のスピードは、もちろん食べ終わるまで待っててくれますが、待たせてしまい申し訳ない気持ちになります。



夏場は冷房で寒すぎて、ひざ掛けを使っている女性も多々見かけます。
パソコンは熱に弱いので寒い方が良いんですけどね。
最近は、リモートワーク(在宅勤務)が普及して、作業環境を自分仕様にカスタマイズできるようになり、だいぶ快適に仕事ができるようになりました。
つらいと感じること④日々勉強なのが大変
情報技術は、どんどん新しいものが出てきます。
業務を遂行する中でも、やっと理解出来たかと思えば、また分からないことが出てきたりで、何年やっていても日々勉強で大変と感じることはあります。
ただ、以前に同じことの繰り返しのような案件を経験したことがあるのですが、それはそれで物足りなさを感じました。



私は物足りなさの方が嫌だったので、仕事から学べることの多い方を選びましたが、大変と感じることはあります。
- 新しいことを覚えるのが
億劫 - 現状維持が良い
- 自分で調べるのが苦手
個人的には、そういった女性がエンジニアになると苦労するのではないかと思います。
つらいと感じること⑤男性ウケが良くない
エンジニア女性は若干変わり者認定される気がするのは、気のせいでしょうか。
職場外で男性と出会ったとき、自分の職業を明かすとだいたいこのような反応です。



へえ…!なんかすごいね!じゃあパソコンは任せてって感じだ?
(若干引いてる?)
女性×エンジニアというレアな掛け合わせによる得体の知れない感がそう感じさせるのかもしれないですね。
出会いの場での万人ウケは難しいかもしれません。
ただ、そのエンジニアという職業を選んだことに興味をもってくれる男性も少なからず存在するので、そういう人を狙うと良いですよ。



わざわざ小数派の女性エンジニアという職を選ぶなんて、変わっているというのは確かに否定できないですね……。
エンジニア女性ってなんか強そうですし。
女性エンジニアになって職場恋愛を狙いたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
つらいと感じること番外編:残業や出張が続くと体力的にきつい
世間的なイメージはこれではないでしょうか。
たしかに急なトラブル対応などで残業や出張が続くと、体力的にきついと感じるときはあります。
ただ、これはとくにエンジニアに限った話では無いと思うので番外編としました。



数社を経験したり、他業種の人の話を聞いてみて分かったのですが、社会人みんな忙しいですよね……。
みんな頑張ってる!
エンジニア業界も、長時間労働は削減していかなければならないという動きになってきています。
今後女性エンジニアが増えるにつれ、より柔軟で働きやすい環境となっていくのではないでしょうか。



数社でエンジニア職として働いてみて、同じ職業でも働きやすさに差があると感じています。
在宅勤務が可能など、働きやすい
環境を選択することも大事ですね!
まとめ
現役女性SE(システムエンジニア)が働いていてつらいと感じる瞬間5つを紹介しました。
タップして読みたいところに飛べます
①女性の同僚が少なくてさみしい
②女性上司のロールモデルが少ない
③環境を男性に合わせるのが大変
④日々勉強なのが大変
⑤男性ウケが良くない
番外編:残業や出張が続くと体力的にきつい



これくらいの問題なら大したことないな。
この記事を読んでみて、そう感じたエンジニア志望の女性は、ぜひチャレンジしてみてほしいです。
女性エンジニアの割合が増えるにつれ解消していくであろう問題も多いですしね。
エンジニア女性が世の中に増えることを楽しみにしています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!











